人を惹きつける理由がある。フォーティーンを愛する5人の声
アマチュアゴルファーのためのブランドとして、独自のポジションを築いているフォーティーン。ウェッジを中心に数多くの熱烈なファンを抱えている。群馬県高崎市の本社に次ぐ直営フィッティングスタジオ『14Field横浜』に、フォーティーンを愛する5人のゴルファーを招き、座談会を開催した。フォーティーンとの出会いから今後に期待することまで、大いに語り合ってもらった。
共通点はフォーティーンを愛用していることだけ。全員が初対面だったため、まずは自己紹介とともにフォーティーンとの出会いを語ってもらった。
さまざまな出会いが語られる中、ゴルフを始める前から「フォーティーンのウェッジに憧れていた」と話すのはゴルフ歴5年の内野雄大さんだ。「学生時代にアルバイトでキャディをしていたんですけど、上手なメンバーさんやゴルフ部の学生バイトがフォーティーンのウェッジを使っていました。それを見て、自分もゴルフを始める時は使おうと思っていました」。当初のDJシリーズから買い替え、現在は最新モデルの「FR-5」を愛用中だ。
一方、長く同じクラブを使い続けているのはゴルフ歴20年の高澤陽介さん。「自分がゴルフを始めたのはちょうど単品ウェッジが流行り始めたころ。雑誌にもよくウェッジが特集されていて、その中でもシンプルなデザインが気に入ったフォーティーンを購入しました」。高澤さんが手にする「MT-28V3」は2006年発売モデル。何度か、他のウェッジも試したが、結局はこれに戻ってしまう。フォーティーンには離れられない魅力がある。
ゴルフ歴5年の犬山剛志さんもその一人。愛用するのは「DJ-5」で52度、56度、58度の3本を所有している。「わずかにグースが入っていて、それが構えやすいんですよ。こう打ったらこういう球が出るよねっていうイメージがぴったりくる。80切りができたのも、このクラブなので、そう簡単にはバッグから抜けないですね」。フォーティーンを使い始めたのは知人のクラブを借りたのがきっかけ。それが今ではかけがえのない相棒となっている。
女性陣は、大手メーカーのレディースクラブが軽過ぎるため、フォーティーンを手にしたようだ。中学時代、競技ゴルファーだった山崎真生さんは大学生になってゴルフを再開する際にフォーティーンのアイアン「TB-5」を使い始めた。「10年使えるアイアンが欲しいなと思ってショップでの試打やフィッティングも受けました。レディースは軽過ぎるし、男性用は重過ぎる。ちょうどいいのがフォーティーンだったんです」。その後、ウェッジもセッティングに加え「沼にハマりつつある」という。
バンカーが苦手だった小川ひとみさんはゴルフ仲間のすすめでフォーティーンのウェッジを手にした。「女性用のアイアンセットに入っているSWは軽過ぎて、バンカーから出せないんですよね。ウェッジ以外はいかにも女子って感じのかわいいクラブを使っているんですけど、これが一本入っているだけで上手そうに見えるのもいいですよね」。バンカーが得意になったとまではいかないものの、苦手意識は解消できた。
参加者の紹介が終わったところで、ここからは座談会の様子をお届けしよう。
内野さん:時々、一人予約でゴルフに行くんですけど、同じ組になった人から「そのウェッジどこのですか?」って聞かれることがあって、そういう時は「フォーティーンの新しいモデルで…」なんて説明しています。
山崎さん:営業じゃないですけど、うちは両親もゴルフをするので、誰かが新しいクラブを買ったら、だいたいみんな試し打ちするんです。それで私のアイアンを気に入ったみたいで、父も同じモデルを買っていました。
ゴルフ仲間の勧めや友人のクラブを借りて打ったことがフォーティーンとの出会いと話していたメンバーたちだが、使い続けているうちに徐々に勧める側になりつつある様子。人と人との繋がりが生んだ縁だけにクラブやブランドへの愛着にも繋がっているのだろう。





















