ぶっ飛び系なのに打感がいい! テーラーメイド SIM MAX OS アイアン

新製品レポート テーラーメイド SIM MAX OS アイアン
「SIM MAX」よりも大きなヘッドでやさしい「SIM MAX OS」アイアンを試打

【ミヤG】
前回試打した「SIM MAX アイアン」に続いて、今回は「SIM MAX OS アイアン」です。7番アイアンのロフト角が26度というストロングロフトの“ぶっ飛び系”です。

新製品レポート SIM MAX OS アイアン
7番アイアンを比べると、SIM MAX(左)に比べてSIM MAX OSはヘッドが大きく、ロフトが2.5度立っている

【ツルさん】
「SIM MAX」は7番のロフト角が28.5度なので、「SIM MAX OS」のほうが2.5度、ロフトが立っています。OS(オーバーサイズの頭文字)と名付けられているとおり、ヘッドは「SIM MAX」よりも大きくてソール幅も広い。こちらのほうが簡単に飛ばせそうだと想像できますね。実際に打って確かめてみましょう!

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【ミヤG】
「SIM MAX」を試打したときにも感じましたが、「SIM MAX OS」も球のつかまりがいいです。大きなヘッドだけど、ヘッドが戻りきらずにプッシュするようなミスが出ません。

【ツルさん】
このモデルも打感がいい! 弾きのいいフェース素材が使われているにも関わらず、引き締まった打感が得られます。ぶっ飛び系アイアンとは思えないぐらいフィーリングがいいです。それに、やはり「SIM MAX」よりも飛びます。

【ミヤG】
弾道計測値を確認すると、こちらのほうが「SIM MAX」よりも低スピン弾道になっていました。とはいえ、26度というロフト角を考えると十分に球は上がってくれています。

【ツルさん】
2.5度のロフト差があっても打ち出しの高さはほとんど変わらず、少ないスピン量でより飛ばせる感じですね。おそらく「SIM MAX OS」のヘッドは、かなり低重心化されているのだと思います。僕が打つと、「SIM MAX」よりも約1番手ぶん飛ばせました。

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【ミヤG】
ヘッドが大きすぎるようには感じますが、これだけやさしく飛ばせるなら文句は言えないです(笑)

【ツルさん】
ぶっ飛び系アイアンとしては完成度が高いですよ。単純にやさしくまっすぐ飛ばせるアイアンが欲しいなら「SIM MAX OS」をチョイスすべきです。そこまでは飛ばなくてもいいと考える人、ヘッドを上からしっかり打ち込みたい人は「SIM MAX」を選ぶといいでしょうね。

新製品レポート SIM MAX OS アイアン 評価表
ロフトは立っているが球はよく上がる。曲がりにくく、スピンが少なめなのでやさしくぶっ飛ばせる

■ 試打したクラブのスペック

テーラーメイド SIM MAX OS アイアン
●番手(ロフト角):7番(26度)●シャフト:KBS MAX85 JP ●硬さ:S

■ マイクラブ情報

ミヤG:ミズノ MP-5 アイアン
●番手(ロフト角):7番(34度) ●シャフト:プロジェクト X ●硬さ:6.0(S+)

ツルさん:タイトリスト 718 AP2 アイアン
●番手(ロフト角):7番(33度) ●シャフト:ダイナミックゴールド 105 ●硬さ:S200

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ミヤG プロフィール

1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。もともとはスライサーだったが、最近はドライバーもアイアンも強めのドローが持ち球。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はテーラーメイドのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは42~43m/sくらい。

ツルさん プロフィール

1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。
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