足首から足裏まで 極上の密着感はまさに“シームレス” エコー「BIOM H5 BOA」試し履きレポート

2025春夏 新作ゴルフシューズ試し履きレポート エコー BIOM H5 BOA
エコー「BIOM H5 BOA」を試し履き

GDOのシューズ3兄弟(シューズマニア・室井、セールスプランナー・塩田、元中古ショップ店長・桂)が、最新のゴルフシューズを気ままにレビューする恒例企画。「25春夏モデル編」第2回は、デザインが特徴的なエコー「BIOM H5 BOA」だっ!

厳しい自然からインスピレーションを受けた斬新デザイン

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斬新なデザインがコースでも目を引く

【塩田】
最初に実物を見た時、「エコーでこのデザインかっ!」って思いませんでしたか?

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【室井】
エコーに限らずとも、なかなか斬新なデザインですよね。

【塩田】
見た目だけでなく、実際にミッドソールを触るとゴツゴツしているのが分かります。これは欧州の荒々しく険しい大自然をイメージしてデザインされたそうです。

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ブラックはシックな印象

【桂】
その特徴的なミッドソールには特別な素材が使われていたりするんですか?

【塩田】
もちろん、機能性も備わっています。エコーが独自開発した「PHORENE(フォーレーン)」というクッション性と快適性を高めたポリウレタン素材が搭載されており、適度なクッション性がありつつ、地面の感覚もしっかりと伝えてくれます

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デザインだけじゃない!盛りだくさんの機能

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機能も盛りだくさん

【塩田】
エコーのシューズは機能が盛りだくさん。今作のアッパーもエコーならではの上質な本革を使用しているのですが、内部には「ECCO-TEX防水メンブレン」を搭載。高い防水性能を実現しています。

【室井】
これまで何足もエコーのシューズを履いてきましたが、さすがのクオリティ。いつも満足度が高いです。

【塩田】
また、今作には「BIOM NATURAL MOTION」というテクノロジーが搭載されています。これは、約2,500人のアスリートの足を計測して作られた専用の足型(ラスト)を採用することで、足本来の機能を生かして歩きやすさを向上させる設計のこと。足裏のアーチに沿った立体ソールによって歩きやすくなり、疲労感も軽減してくれます。

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アウトソールは岩や不規則な地層からヒントを得て設計。一つひとつ形の異なる突起が地面に食い込む

【桂】
デザインだけでなく、履き心地や機能性も妥協しないところが素晴らしいですね。

【塩田】
アウトソールを見ると、突起の形がすべて異なっています。これも自然の岩や不規則な地層からヒントを得て設計されたものだそうです。これらがしっかりと地面に刺さって高いグリップ力を発揮してくれます。

密着感がハンパない!“シームレス”な履き心地

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クッション性も高く、歩行性は申し分ない

【桂】
実際に履いてみた印象はいかがでしたか?

【室井】
とにかく“密着感”がハンパなかった。足とシューズがすべての面でピタッとフィットしてくれます

【塩田】
履き口に採用されているニット素材も特長のひとつです。ニットによって足にしっかりフィットしてくれるので、シューズと足が一体化している履き心地を味わえます。

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スイング中のサポート性能も備わっている

【室井】
足裏のフィット感やアッパーの足馴染みの良さはエコーの代名詞としてこれまでも語ってきましたが、今回はそこに“シームレス感”が加わりました。足首から甲、足裏まで含めてシームレスにシューズとつながっている感覚です。

【塩田】
やはりアッパーに使われている本革がとても上質で柔らかいので足馴染みが良く、履いてすぐに心地良さを感じることができます。

【室井】
あまりに密着感が高すぎると「痛い」とか「窮屈感」を感じてしまいがちですが、それらがほとんどない。足首周りのニット素材も柔らかく、やさしさを感じました。でも動いたときのサポート性能も申し分ない。

完成度は高いが、気になる点も…

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人によっては甲部分に圧迫感を感じるかもしれないが…

【桂】
私は最初に履いた時に甲の部分が足に当たってややキツく感じたのですが、みなさんはどうでしたか?

【塩田】
私もその感覚があったのですが、1ホールプレーしたらすぐに馴染みました。もしかしたら新品を履いた瞬間は甲が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはご心配なく。

【桂】
撮影のときは時間の都合で2ホールしか履けませんでしたが、もう少し履き込んでいけばもっと馴染んでくれると思います。長い期間履いて育てていきたいモデルですね。

【室井】
ひとつ気になった点としては、ヒールカップにしっかりした素材が入っているのですが、そこの硬さが目立ってしまっています。全体がしなやかな素材で作られているので、シューズに必要なサポート性を担保するためにもこれは仕方ない気もしますが…。

購入前の試し履き推奨!気になるサイズ感は

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サイズ感は独特。購入前の試し履きをおすすめしたい

【桂】
エコーはサイズ表記がEU仕様なので初めて買われる方はちょっと戸惑いますが、サイズ感はいかがでしたか?

【塩田】
私は他のエコーのモデルと変わらず41(25.5cm)を選びました。

【室井】
私もいつも通り40(25.0cm)でした。

【桂】
私は前々回で取り上げた「LT1」は43(26.5-27.0cm)でしたが、今回は42(26.0cm)を選びました。

【塩田】
エコーは表記もそうですが、サイズ感がちょっと特殊なので、ご購入の際は事前に試し履きされることをおすすめします。場合によってはハーフか1サイズ変わる可能性もあります。

3人の評価はいかに?

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全員がすべての項目で高評価。満足度の高さがうかがえる

製品スペック

●発売日:2025年2月14日
●鋲タイプ:スパイクレス
●締め付けタイプ:BOAシステム(レースタイプも有り)
●アッパー素材:ECCOパフォーマンスレザー(天然皮革)
●重さ:約430g(片足/25.5cm)
●サイズ:39(24.5cm)~45(28.0cm)/0.5cm刻み
●幅:3E相当
●カラー:ホワイト、ブラック

撮影/有原裕晶
撮影協力/ベルセルバカントリークラブ 市原コース

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柔らかく上質な本革アッパーが足全体を包み込んでくれる
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山脈をイメージしたミッドソールのデザインが特徴的
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ヒールのプルストラップに使われている差し色のネオンイエローがおしゃれ
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アウトソールには最新のグリップ強化システム「E-TTS(エコー・テラ・トラクション・システム)」を搭載
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GDO室井 プロフィール

GDOゴルフショップの新規事業担当。シューズ愛は中学時代の「エア ジョーダン」シリーズから始まり、学生時代には定期テストの時間が余ると問題用紙のウラにシューズの絵を描いて時間を潰していた。自宅の部屋に靴屋を真似たディスプレイ棚を設置し、それを見に来るだけの友人がいたほど。現在も約60足のシューズを所有している。

GDO塩田 プロフィール

GDOゴルフショップセールスプランナー。担当範囲はゴルフギア、シューズ、距離測定器等と多岐にわたる。ラウンド前には必ずコースレイアウトやコース設計家を確認し、マッチするシューズを選んでイメトレをするのが楽しみ。所有シューズは普段履きよりもゴルフシューズの数の方が多い。

GDO桂 プロフィール

GDOゴルフショップで中古クラブのセールスプロモーションを担当。188cmと長身で普段は28.0cmを履いているが、スポーツにおいては27.5cmがジャストフィットすることが多い。シューズが好きで気に入ったものをとことん履き続けるタイプ。ゴルフにおいてクラブ以上にシューズの重要性を実感している。

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