ツアーB JGR フェアウェイウッド/ヘッドスピード別試打

西川みさと「ランが出そうな強い弾道」

―率直な印象は?
「『ツアーB JGR フェアウェイウッド』は、前作2017年モデル同様に弾道が低めですが、よりランで飛距離を稼げる強い球筋の印象をもちました」

ドライバーの時と似た印象?
「そうですね。『ツアーB JGR ドライバー』でも感じたような、前に前に行く強い球筋です。前作も同じくらい球の強さはあったのですが、やや球が上がりにくく、ヘッドも小さく難しく感じられました」

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―見た目が違う?
「はい。新作のほうが若干やさしい気がします。バックフェース側が少し丸みがあって、サイズ感もわずかながら大きくなった印象。ただ、前作も新作もどちらも気になる点がありました。それはフェース側の形状が、少し難しいイメージが湧いてしまうところです」

ツアーB JGR フェアウェイウッド/ヘッドスピード別試打
「新作(19年モデル)のほうがやさしく球が上がった」と西川

―難しいイメージ?
「フェースとクラウンの境目がやや角張っている形状で、スパンと直角にフェースが落ちている感じが、切れ味の鋭い印象につながっているようです。ブリヂストン製のFWは、この印象がずっとあったので少し敬遠していました」

―ドライバーの時より難しく感じる?
「そうですね。たぶん大きさ的にドライバーのほうが、形状の変化に気づきやすかったからかもしれません。少し気になっていたフェース側の角張りは、ドライバーの時は以前より極端ではなく感じられたのですが、FWは全体的なシルエットが以前と同じままで抵抗感があったのだと思います」

―どのような人向き?
「私くらいのHSの人には、難しい印象はあると思います。もう少しボールを上げにいくには、パワーが必要ではないかと思います。使いこなすには、HS40m/s以上は必要でしょう

ツアーB JGR フェアウェイウッド/ヘッドスピード別試打
※使用スペック/ロフト角:15度(3W)、ツアーAD for JGR TG2-5 (硬さR・約49g)

西川みさと(42)

HS40m/s未満の技巧派プロ。1998年「日本女子学生選手権」優勝。2002年にプロ転向後、美しいスイングを武器にレギュラーツアーで活躍。身長159cm。

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