2025年上半期ドライバー最高評価は!? 40m/s未満プロ西川みさとのベスト3

外ブラ競演で熱かった上半期 HS30m/s台に推薦したい1Wは?

2025年上半期ドライバー最高評価は!? 40m/s未満プロ西川みさとのベスト3

例年通りのテーラーメイドvsキャロウェイに加え、ピンとコブラが参戦し、激しい覇権争いを繰り広げた2025年上半期ドライバー市場。各社、個性が際立つ“名器候補”を揃えるなか、「クラブ試打 三者三様」の出演者3人から高評価を得た一本は何だったのか? まずは1Wのヘッドスピード(以下HS)40m/s未満の女子プロ・西川みさとの総合評価(5項目の平均点)が高かったベスト3を発表する。

第3位:DS-ADAPT X ドライバー(コブラ) 4.2点/209.3yd

コブラ DS-ADAPT X ドライバーを西川みさとが試打「申し分なしの飛び姿」
初速性能と低スピンを求めるゴルファーのために設計

「思っていたよりも、ボールのつかまりも上げやすさも感じられ、非常に扱いやすく振りやすかったです。スピン量も適正で、打ち出していくボールの飛び姿は理想的。投影面積の程よいサイズ感が、操作性の高さを連想し、飛距離性能と寛容性のちょうどいい両立を実現している気がしました。最低限、HSが私くらい(平均35.8m/s)あれば十分扱えるので、“コブラ=ハード”と印象を抱いていた人に、ぜひ試打してほしいと思います」

第2位:Qi35 MAX LITE ドライバー(テーラーメイド) 4.3点/195.7yd

Qi35 MAX LITE ドライバーを西川みさとが試打「名称通り!MAXのLITE版」
高い寛容性を維持しながらも軽量化を実現

「『MAX LITE』の名の通り、『Qi35 MAX ドライバー』のライト版といった印象。ただ軽いだけでなく、飛距離性能や打感はそのままで、弱々しさを感じさせません。ヘッドは重すぎず軽すぎず、適度な重さで振りやすく、打感も程よく弾く仕上がり。飛び性能を落とさずにやさしくなって打ちやすくなった進化には、正直驚かされました。シンプルな軽量化の裏に、緻密な設計と重量バランスの工夫がうかがえます」

第1位:Qi35 ドライバー(テーラーメイド) 4.3点/207y

Qi35 ドライバーを西川みさとが試打「難し過ぎない低スピンヘッド」
キャッチコピーは『自分史上、最も信じられるドライバーへ』

「カーボンフェースモデルの中で最も打ちやすくなったと感じました。従来のように右へ抜けず、しっかりつかまって弾道も自然に上がります。低スピンながらスピン量は適正で、ボールが途中で落ちることなく、前に前に伸びる理想的な球筋です。打感もやわらかく、イメージ通りにコンタクトできる操作性の高さが魅力。飛距離性能を保ちつつ、やさしさが加わった完成度の高いドライバーです」

2025年上半期ドライバー最高評価は!? 40m/s未満プロ西川みさとのベスト3
※評価点が同数だった場合は平均飛距離の長いほうを上位に
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西川みさと プロフィール

1977年7月10日生まれ、埼玉県出身。1998年「日本女子学生選手権」にて優勝し、大山志保古閑美保らとともにナショナルチームで海外大会に出場。2002年にプロテスト合格後は、美しいスイングを武器にレギュラーツアーで活躍。23年国内女子シニア「JLPGAレジェンズチャンピオンシップ」優勝。

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