ボール選び決め手は?上級者「グリーン周り」 アベレージ「ティショット」/GDO調査
ゴルファーの平均スコア帯によってゴルフボールの選び方に大きな違いがあることがゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の実施したインターネット調査で分かった。調査は今年5月9日~15日に実施。GDOに無料会員登録しているユーザーのうち44万7767人にメールマガジンなどで協力を依頼し、専用サイトを通じて6258人から有効回答を得た。
ボール選びで重要視するシーンと求める性能は?
ボール選びで「重要視するシーン」について聞いたところ、スコア70台以下では「アプローチショット」(46.0%)が最も多かったのに対し、スコア100台では「ティショット」(43%)が最多となった。「パッティング」においても違いは顕著で、70台以下では23.8%が重要視しているのに対して100台以上では6.1%と大きな差がついている。では、ボールに求める具体的な性能はどうなのだろうか?
ボールに求める性能について、スコア70台以下では「打音・打感」(42.9%)が最も多く、「スピン性能」(34%)と続く。一方、スコア100台でも「打音・打感」(28.2%)が最多だったが、「飛距離性能」(21.6%)が次いで多く、「スピン性能」は10.2%にとどまった。
上級者はウェッジでもボールとクラブの相性を実感
「ボールとクラブの相性」については、全体の58.7%が「実感したことがある」と回答。特にスコア70台以下では79.4%が相性を実感しているという結果が出た。どのクラブで相性を感じるかについては上級者と初級者で傾向が異なるようだ。ドライバーではゴルファーのレベルが上がるほど相性を実感する割合が減り、ウェッジでは逆にレベルが上がるほどに割合が増えていくという結果となった。