「新生ブランドの布石となったGRシリーズ」 ~ブリヂストン編~ 2014年 Vol.5

HOTLIST受賞クラブの開発背景に迫る ~ブリヂストン編~ 2014年 Vol.5
デザインを変えることで50~60代の心を掴んだファイズシリーズ

見た目は変わっても良いところは残し、さらに性能をアップ

GRシリーズは、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンのすべての部門でHOT LIST JAPANのメダルを獲得している。試打テスターたちが高く評価したのは、GRシリーズの“打ちやすさ”だった。あいまいな表現に聞こえるかもしれないが、つまりは、球のつかまりが良く、弾道が高く、直進性が高く、振りやすいという総合的な性能の高さを表している。

「ブランドのイメージは大幅に変わりましたが、“本格的なのにやさしく打てる”というGRシリーズのコンセプトは変わっていません。ゴルファーが構えやすく感じられるヘッドシェイプ、番手間のつながりの良さなど、ゴルフクラブとして大切な部分はすべて従来のツアーステージから踏襲しています。そこに性能アップのための新たな技術を搭載し、やさしく打てるように仕上げてあるのが、今回のGRシリーズです。今年のHOT LISTのコメントを読むと、その点も高く評価していただいているようで嬉しい限りです」(竹地氏)

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ゴルファーに振りやすさを提供するために、ドライバーは従来モデルよりも重心距離を短く設計。純正シャフトの開発にもこだわって、長尺化せずに最適なしなりだけでヘッドスピードをアップ。結果的にボールスピードを0.8m/sアップさせることに成功しているという。そしてもうひとつ特徴的なのは、クラウンに採用した新構造のパワースリットという溝。インパクト時にヘッドをたまわせてボールの打ち出し角を上げる効果があり、ゴールド賞を獲得した『ファイズ III ドライバー』にも、この技術を発展させたものが搭載されている。

「ファイズは、50~60代のゴルファーに向けて開発しているクラブですが、そういった年齢層のゴルファーは、実際には気持ちはまだ40代なんです。ですから新しいファイズは、デザイン面でも上品でスタイリッシュに見えるように一新しました。性能的にはパワースリットを採用することでオフセンターヒットに強くなっていて、反発の落ちやすいトウ側のヒットでも飛距離が得られるようになっています。加えて『ファイズ III ドライバー』は、シャフトの長さを45.5インチと46インチに自分で設定できる機能も備えています。そういったアレンジも楽しめるクラブになっています」

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