ドライバー購入“ぶっつけ本番”が4割超 試打orフィッティングせず/GDO調査
アマチュアゴルファーがドライバーを購入する際、4割超が事前に試打やフィッティングをせず“ぶっつけ本番”で買うことが、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の実施したインターネット調査で分かった。
調査は今年6月16日~22日に実施した。GDOに無料会員登録しているユーザーのうち22万4465人にメールマガジンなどで協力を依頼し、2279人から有効回答を得た。
調査結果によると、ドライバー購入前に「試打を行った」と回答したのは45.5%、「フィッティングを行った」は7.6%、「どちらも行った」は5.5%だった。これに対し、回答者の41.4%が「どちらも行っていない」と答えた。
どちらも行わなかった人に購入に至った一番の決め手をたずねたところ、メーカーが好きだから(26.2%)、飛距離が伸びそうだから(20.3%)、セールやクーポンで安く買えたから(9.2%)の順で多かった。
一方、試打・フィッティングをした人では、「メーカーが好きだから」は11.6%にとどまり、「試打結果が良かったから」が35.7%と他の回答に比べて突出して多かった。「飛距離が伸びそうだから」は、どちらも行わなかった人と同様2番目に多かったが、割合は14.1%だった。
試打・フィッティングをするゴルファーが自らの体験からの「実証」を重視するのに対し、どちらも行わない人はブランドに対する好みや信頼、価格など体験以外を重視する傾向が見て取れた。