「“やさしく遠くへ”を追求したゼクシオの新発想」 ~ダンロップ編~ 2014年 Vol.6

HOTLIST受賞クラブの開発背景に迫る ~ダンロップ編~ 2014年 Vol.6
今や主流になりつつあるヘッド調整機能だが、ゼクシオはアベレージゴルファーにあったクラブを設計しているため採用しないとのこと

ゼクシオのドライバーに調整機能は必要か?

今年の米国版HOT LISTでは、メダリストとなったすべてのドライバーがネック着脱式の調整機能を搭載したモデルとなった。日本版のHOT LISTにおいても、ゴールド賞を獲得した9モデルのなかで、ネックに調整機能を備えていないのは唯一『ゼクシオ エイト』のみだ。市場では確実に調整機能付きドライバーがメインストリームになりつつあるが、今回の『ゼクシオ エイト』で調整機能を搭載しなかったのは、なぜなのか。

「ネックに調整機能を付けると、ヘッドの設計自由度が損なわれるからです。ネックの部分に重量を取られて、どうしてもヘッドの重心位置はフェース寄りになってしまいます。ヘッドスピードの速いゴルファーであれば、浅重心のヘッドでも問題ありませんし、ヘッド重量自体が重くなってもいいのですが、ゼクシオユーザーの場合はそうではありません。スコア90前後、50~60歳代のアベレージゴルファーにとっては、ヘッドの重心位置は深くて低いほうがやさしく飛ばすには絶対的に有利です。ゼクシオというクラブのコンセプトで性能だけを突き詰めると、ネックの調整機能は現状では付けられません」(川見洋史氏)

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