日本初開催「インターナショナルジャパン」で知っておくべき5つのこと

アジアンツアーの「インターナショナルシリーズ ジャパン presented by マオタイ」が5月8日(木)から4日間、千葉・カレドニアンGCで開催される。「インターナショナルシリーズ」はLIVゴルフを支え、PGAツアーの商業部門への出資を検討しているサウジアラビア政府系基金パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)がバックアップする、同ツアーの高額賞金大会シリーズ。大会開催を前に、どんなシリーズか、5つのポイントを紹介する。
インターナショナルシリーズって?

LIVゴルフがスタートした2022年に、アジアンツアーのシリーズ(当時6試合)として始まった。今季は同ツアー18試合のうち10試合(現時点で8試合が発表済み)でシリーズを構成。初戦が2月初旬にインドで行われ、3月のマカオを経て、日本で3戦目。以降は6月のモロッコ、10月のインドネシア、フィリピン、11月の香港などで開催を予定している。
またシリーズ10試合でポイントランキングを設定し、ランキング1位には来年のLIV出場権が与えられる。なお、昨年はランク40位までLIV出場権を持たない25人にLIVの予選会出場権が付与された。
高額賞金ってどのくらい?

シリーズに該当する大会の賞金総額は200万ドル(約2億8600万円)。これは多くのアジアンツアー競技より高額。今季の日本ツアー最高賞金大会「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」の2億1300万円よりも高い。
開催コースのカレドニアンGCって?

千葉県山武郡の横芝光町にある1990年開場のゴルフコース。J・マイケル・ポーレット氏が米国の近代的なデザインをイメージしながら、ゴルフ発祥の地スコットランドのリンクスを再現した。ポーレット氏は「ひとつとして類似したホールのない、戦略性に富んだ18ホール」と表現。高速グリーンで知られる。かつては国内女子ツアー「タカラワールドインビテーショナル」(1994年~1999年)、国内男子メジャー「日本プロゴルフ選手権」(2000年)などを開催した。
注目選手は?

出場選手数はフルフィールドの156人。海外選手はLIVを主戦場とするハロルド・バーナーIII、ルーカス・ハーバート(オーストラリア)、ピーター・ユーラインらのほか、シリーズ初戦のインド大会で優勝し、シリーズのポイントランキング1位につけるオリー・シュナイダージャンズ、欧州ツアー3勝でLIV参戦経験を持つジョン・キャトリン、日本ツアー3勝のスコット・ビンセント(ジンバブエ)らが参戦する。
共催関係にはない国内ツアーにも一定の出場枠が与えられた。日本勢は石川遼、池田勇太、谷原秀人、小平智、今平周吾、岩田寛、木下稜介、清水大成、米澤蓮、稲森佑貴、堀川未来夢、蝉川泰果、岩崎亜久竜、河本力といったメンバーが参戦。LIVに所属する香妻陣一朗、アジアンツアーでも実績を重ねる比嘉一貴、生源寺龍憲、池村寛世らがエントリーした。
チケット情報

・日別観戦チケット
5月8日(木)観戦無料(チケット購入サイトでの登録、QRコードのDLが必要)
5月9日(金)観戦無料(チケット購入サイトでの登録、QRコードのDLが必要)
5月10日(土)5000円/名
5月11日(日)5000円/名
※20歳以下は全日入場無料
・シーズンチケット(大会4日間共通で使用できるチケット)8000円/名
・18番ホールVIPラウンジ付きチケット(ドリンク2杯付き)25000円/名
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