木下稜介の「替えない」クラブは新品で「買えない」ものばかり

中古ギア 木下稜介の優勝ギア
ドライバーとパターは市販品とは少し異なるプロトタイプになっている(撮影:中野義昌)

「日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills」で涙の初優勝を飾った木下稜介のプレーを見て、使用するクラブを試したくなったら、まずは中古ショップをのぞいてみよう。新品で買えるのは2020年発売のタイトリスト「ボーケイ SM8 ウェッジ」のみで、残るクラブはすべて中古でしか手に入らない旧作だからだ。

ドライバーはブリヂストン「ツアーB XD-3 ドライバー」(2018年)を使用。海外ブランドの1Wと違い、重心距離が短めで、球筋を操りたいゴルファーに向いている。中古では、カスタムシャフト装着モデルでも2万円前半からとお手頃価格になってきた。

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3Wはナイキ「ヴェイパー スピード リミテッド フェアウェイウッド」(2015年)。「ヴェイパー スピード」の通常モデルには付いている可変スリーブがなく、ペンシルネックとなっているのが特徴。飛距離よりもコントロール性能重視のモデルで、発売当時からプロや上級者に人気だった。カスタムシャフト装着モデルで1万円を切る価格から見つかる。

アイアンはブリヂストン「ツアーB X-CB アイアン」(2018年)。軟鉄鍛造で端正な顔立ち。意外と深いキャビティ構造で、アスリート向けモデルとしては寛容性がある。中古ではなかなか見つけることはできないが、もし見つかれば6本セットで5万円台前後が相場となるだろう。

パターはオデッセイ「トライホット ♯3 iX パター」のプロトタイプ。2002年に発売された初代モデルの販売終了後、プレミア価格がつく人気となり、2010年に当時の最新インサートを装着して復刻。11年前のパターだが、中古で1万円前後と高い人気を維持している。

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