渋野日向子の復活Vクラブは中古で入手できる? 旧作は品薄続く

中古ギア 渋野日向子
2019年から今年にかけて、選んでいるクラブは正常進化だが、番手選びが大きく変わっているのが特徴(撮影:高藪望)

1年11カ月ぶりのタイトルを勝ち取った渋野日向子。復活優勝を支えた14本のクラブを中古ショップで調べてみると、大ブレイクを果たした2019年から変えていないクラブはいまも品薄の状態が続いているようだ。

ドライバーは2019年から変わらずピン「G410 PLUS ドライバー」(2019年)を使用。発売当初から大ヒットしたモデルだが、いまだに見つけるのが難しいぐらい品薄。価格も3万円台前半からと値下がりしていない。

広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

シャフトは、藤倉コンポジットの最新モデル「スピーダー NX」にチェンジ。今年9月発売ということで3万5000円前後からとまだまだ高価。ただ、中古ショップでも見かけるようになってきた。

フェアウェイウッドはピン「G425 MAX フェアウェイウッド」(2020年)に変わった。以前は3番と5番を使っていたが、3番と7番に変更している。中古では3万円台を切る価格から見つけることができた。

ユーティリティも「G425 ハイブリッド」(2020年)に変更。以前は「G410 ハイブリッド」(2019年)の22度と26度を使用していたが、現在は26度と30度に変更。中古の相場は2万5000円前後からとなっている。

アイアンはピン「i210 アイアン」(2018年)を継続して使用。構成を6本(5I~PW)から5本(6I~9I)に変えた代わりに、2020年から使うピン「GLIDE 3.0 ウェッジ」(2019年)を4本(46度、52度、54度、58度)入れて、セッティングに微妙な変化を加えている。アイアンは品薄状態だが、4番からPWまでの7本セットは6万円台後半から見つかった。ウェッジは1万円前後で手に入れられる。

広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

パターは2年前から変更なくピン「シグマ2 アンサー パター」(2019年)を使用。いまだ人気が高くて品薄だが、同シリーズの別パターは1万円台後半から見つかる。

2019年に「AIG全英女子オープン」を制したころに比べ、ショートゲームを強く意識し、ボールを止めることができるセッティングに変化してきた。同じクラブを揃えるのは困難かもしれないが、構成はアマチュアの良いお手本になってきたと言えるだろう。

この記事の画像をすべて見る
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス