第2話 まっすぐ狙うのがゴルフじゃない

左に逃がす場合はその逆に

左に逃がす場合はその逆に

スタンスを左に逃がす場合には、ターゲットに対してややオープンスタンスになるので、アウトサイドインの軌道になり、自然にフェード回転がかかります。当然、落ちてからボールが右へ流れて、ランは少なくなると想定できます。ですからその場合、私なら7番アイアンを選びます。

故意に球筋を変えようとしなくても、スタンスによって球足は自然に変わるものだということを、マネジメントの引き出しに入れておいてください。スタンスやライによって、球筋が大きく影響されることを想定していれば、ショットのミスなのか、マネジメントのミスなのかも判断できます。

広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

左奥だけはイヤ!

左奥だけはイヤ!

さて、改めてスタンスを右に逃がすか、左に逃がすかの決断をしましょう。セカンド地点から打ち上げですが、グリーン面の右端が見えています。

つまり、受けたグリーンになっていて、左に外せば下りのパットが残ります。もっと左奥にこぼせば、とても難しいアプローチを余儀なくされそうですね。スタンスを右に逃がしたショットだと、万一ボールが掴まりすぎれば、左奥にハマるリスクが出てきます。スタンスを左に逃がしたショットを選択するのがベターのようです。では、2通りのショットの結果を見てみましょう。

この記事の画像をすべて見る
中井学

中井 学 プロフィール

1972(昭和47)年 大阪府豊中市生まれ。中学生でゴルフを始め、高校3年生時に日本ジュニア出場など活躍。92年に渡米し大学に通いながらゴルフの腕を磨く。現在はプロゴルフコーチとしてツアープロからアマチュアまで指導。
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス