第3話 バランスで考えるショットメーキング

左足上がりでもフルショットは禁物

左足上がりでもフルショットは禁物

今度は、左足上がりのショットをいっしょに考えましょう。左足上がりで傾斜とケンカをしない考え方は、第2話「まっすぐ狙うのがゴルフじゃない」で詳説しましたが、フルショットでバランスを保てないようなライでは、当然、新たな要素が加わります。

左足上がりのフルショットだと、どんな風にバランスを崩しそうですか?フォローで左足に体重が乗らず、右足に体重が残って、体が起き上がるような感じになりそうです。やはり、左足上がりでもフルショットは禁物。ただし、今度はロフトが寝るので、ボールが高く上がり距離が伸びない可能性がありますよ。

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スタンスとロフト角の関係に気をつける

スタンスとロフト角の関係に気をつける

さらに、傾斜とケンカしないよう、スタンスを左に開けば、もっとロフトが寝てくるので、長い番手が必要になるとも考えられますよね。あるいは、バランスを保てる範囲で、もう少しテークバックを大きく取るプランもあるでしょう。第2話も復習してみてくださいね。

もちろん、どこまでバランスを保てるかは、傾斜の度合いによっても異なってきます。いろんな傾斜のシーンで自分のショットを振り返ってみて、あなたの肌感覚で3次元のマネジメント感覚を磨いていきましょう。

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中井学

中井 学 プロフィール

1972(昭和47)年 大阪府豊中市生まれ。中学生でゴルフを始め、高校3年生時に日本ジュニア出場など活躍。92年に渡米し大学に通いながらゴルフの腕を磨く。現在はプロゴルフコーチとしてツアープロからアマチュアまで指導。
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