カッチコチな「肩甲骨」にも油をジワ~ 肩周りがグリグリ動くストレッチ/部位Vトレ #18肩甲骨編
体の各部位を鍛えて(orほぐして)スイングを強化していく企画。今回は「肩甲骨のストレッチ」です。肩甲骨がカチコチと固まってしまうと、可動域が狭まり、ミスショットの温床になりかねません。肩甲骨をほぐしておくと、スイング軌道も安定して、結果飛距離アップにもつながります。朝イチから肩がスムーズに回るように、肩甲骨周りをほぐしていきましょう。
(1)右足を前に出して片ひざをつきます。両手を頭の後ろで組んで、両ひじを前に出して顔を挟むような状態からスタートします。
(2)両ひじの位置は固定したまま右を向きます。胸が90度近く回った時点で胸を開いて、両ひじも開いていきます。
(3)再び両ひじを閉じて、体を正面に向けます。そして再び右を向いて同じ動作を繰り返します。頭からひざまでが真っすぐの状態(地面と垂直)をキープしてください。
あえて体を捻るのはゴルフのスイングに即したカタチで行っているから。バックスイングの肩の動きを意識してもらうと分かりやすいかもしれません。胸を右に向けたまま肩を開くと、可動域の広がりを感じることができるはずです。
「捻って→開く」の動きを左右10回ずつ3セット。左に捻るときは、左足を前に出して行います。繰り返していくと手が離れてしまいがちですが、両手はしっかりと組んでください。そうすることでより肩甲骨に意識が入ります。スタート前にぜひ!