「ふくらはぎ」を鍛えて粘り強いスイングを手に入れよう/部位Vトレ #9下腿三頭筋編
好評の部位別トレーニング。今回は「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」です。下腿三頭筋は聞き慣れないかもしれませんが、いわゆる「ふくらはぎ」の筋肉で、ふくらはぎ上部の腓腹(ひふく)筋・下部のヒラメ筋で構成されています。
ふくらはぎの筋肉が弱いと、ラウンド中に足が疲れやすくなるばかりか、スイングで踏ん張れなくなったり、バランスが取れなくなります。ここをしっかり鍛えて、18ホール安定したスイングを目指しましょう。
(1)まずは体を支えるために、椅子かキャディバッグを用意します。両手を伸ばして届く距離に置いて、アドレスの姿勢を作ります。
(2)背筋は真っすぐ、ひざは曲げたまま、両足のかかとを上げて、下げてを繰り返します。これはヒラメ筋を刺激するトレーニングです。
(3)この時、ひざが前に出てしまったり、上半身が丸まってしまったり、手が前後に動いてしまうと効果がありません。
(4)10回行ったら、今度はひざを伸ばしてつま先を上下に上げる動きを10回行います。これは腓腹筋のトレーニングになるので、ふくらはぎの上側が引き締まっている感覚を意識しましょう。
ふくらはぎの筋肉を鍛えることで、地面を踏んで蹴る力もプラスされて、飛距離アップも期待できます。地味な筋肉ですが、鍛えればその効果は絶大ですよ。