「ショットのたびに“ビリッ”て…何回やんねん!」/マナー違反警察24時 容疑File.5騒音
スロープレー、打ち込み、過激な服装…。セルフプレー全盛時代、ゴルフ場のマナー違反はもはや日常茶飯事。本企画では、そんな“現行犯”の事例を列挙。他人の振りを見て我が振りへと役立てて欲しい。第5回の容疑者は、「他人のショット中にマジックテープを鳴らす迷惑犯」。スイング中の「ビリビリッ!」に、チョロを出すプレーヤーも…。現場は呆れを通り越し、もはや諦めムードだった。
打つ側の身にもなって!
ある日、またしてもおかんから怒りのLINEが届きました。
おかん
「今日の同伴者、誰かが構えた瞬間に“ビリッ”ってグローブ外すねん。何回外して締めんねんって感じやで」
K
「うわぁ…。静寂の中で響く“ビリッ”って、耳に障る音よな」
おかん
「しかも、1ホールに2~3回鳴らすんよ。一緒に回ってたおっちゃん、びっくりしてチョロ打ってたし。勘弁してほしいわ」
K
「そんなんで調子狂わされるなんて、理不尽やなぁ…」
◇◇◇◇
スムーズなグローブの着脱はスロープレー防止にも◎。でも、他人の集中を削ぐ音には注意が必要です。ナイスショットのカギは、マナーと沈黙の中にあるのかもしれません。
こんなKYゴルファー、見かけたらイエローカードです!
イラスト:小島サエキチ

小島サエキチ プロフィール
イラストレーター。旧西ドイツ ハンブルグ生まれ。書籍・雑誌・Webでニンゲン生活の泣き笑いを 表情ゆたかに描写。著書に『まんだら絵解き図鑑』(双葉社)がある。