ヘッドカバーをわきに挟んでパットした。罰はつく?/ルールQ&A

ヘッドカバーを小わきに挟んでパットした。罰がつく?/ルールQ&A

グリーンに乗せた仲間が、カートから皆のパターを持ってきてくれた。パターを受け取ったプレーヤーはヘッドカバーを外し、グリーンが湿っていたのでカバーをわきに挟んでパットした。これって問題アリ?

ヘッドカバーをプレーに使った際の問題

■1
ヘッドカバーをわきに挟んでパットしても問題ない。罰はない。

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■2
ヘッドカバーをわきに挟んでパットするとその都度1罰打。

■3
ヘッドカバーをわきに挟んでパットすると2罰打。

ヘッドカバーを小わきに挟んでパットした。罰がつく?/ルールQ&A

ストロークの補助にするつもりはなかったんだけどな…。

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正解は「3」

■3
ヘッドカバーをわきに挟んでパットすると2罰打。

【解説】
プレーヤーはストロークを行うときに、異常な方法で用具を使用することは禁止されています(規則4.3a)。用具とはプレーヤーやそのキャディが使用または身に着けている、手にしている、運んでいる物のこと(定義)。今回のようにヘッドカバーをわきに挟んで打つことも異常な方法で用具を使用したことになり、2罰打を受けます。その後同じ違反を繰り返すと失格になります。雨上がりでグリーンが濡れているときなどは要注意です。

また、タオルの使用では、汗かきでタオルを首に巻いてプレーすること、滑り止めにグリップにタオルを巻くのはOK。(わきを締めてストロークするために)小わきに挟んで打つのは違反になります。(ルール解説&イラスト/小山混)

ーーーーーーーー
<ゴルフ規則>(抜粋)
規則4.3a 認められる、禁止される用具の使用
プレーヤーはラウンド中に自分のプレーを援助する用具を使用することができる。ただし、次のことによって潜在的な利益を生み出してはならない:
・ストロークを行うときに異常な方法で用具(クラブと球を含む)を使用すること。
「異常な方法」とは、意図された使途とは根本的に異なる方法や、ゲームをプレーすることの一部としては通常は受け入れられない方法を意味する。
(5)_手袋やグリップ補助具。 ・認められる。 ≫ 用具規則の要件に適合する単純な手袋を使用すること。 ≫ 松脂、粉や他の保湿剤、乾燥剤を使用すること。 ≫ グリップの周りにタオルやハンカチを巻くこと。

出典/(公財)日本ゴルフ協会発行2023ゴルフ規則より

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