パラソルを差してプレーした。罰はつく?/ルールQ&A

パラソルをさしてプレーした。罰はつく?/ルールQ&A

予報通りポツポツ雨粒が落ちてきた。パラソルを差してパットしたが、同伴プレーヤーから「片手にパラソルを持ってプレーしてもいいの?」の指摘が。

傘を差してプレーの是非

■1
片手にパラソルを持ってプレーするのはルール違反。1罰打。

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■2
片手にパラソルを持ってプレーするのはルール違反。2罰打。

■3
片手にパラソルを持ってプレーしても問題ない。無罰。

パラソルをさしてプレーした。罰はつく?/ルールQ&A

雨で濡れちゃうから仕方ないでしょ。ダメ?

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正解は「3」

【解説】
ストロークはクラブヘッドで正しくボールを打っていればOKで、片手にクラブ、もう一方の手にパラソルを持ってプレーしても問題なく罰はありません(R10.2b(5))。

ペナルティがあるのは、誰かにパラソルを差してもらってプレーすることです。プレーヤーはストロークする際、だれからも物理的な援助を受けることはできません。雨が降っているからと、キャディや仲間に傘で雨を遮ってもらってプレーするのは「援助違反」で2罰打を受けます(R10.2b(5))。

ただし、ストロークする間際までなら傘を差してもらっても問題ありません。(イラスト&ルール解説/小山混)

ーーーーーーーー
<ゴルフ規則>(抜粋)
規則10.2bー他の援助
規則10.2b(5) 物理的な援助、気を散らすものを排除すること、気象条件からの保護。プレーヤーは:
・自分の キャディや他の人から物理的な援助を得ている間はストロークを行ってはならない。
・自分のキャディ、他の人、物を次のために故意に位置させてストロークを行ってはならない。
・日差し、雨、風、その他の気象状況から保護を受けるため。

この規則は、プレーヤーに次のことを禁止していない:
・プレーヤーがストロークを行っている間に気象状況に対して自分自身を保護するために行動することを禁止してはいない(例えば、保護服を着る、自分の頭上に傘をさす)。

規則10.2bの違反の罰:一般の罰。

出典/(公財)日本ゴルフ協会発行2023ゴルフ規則より

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