スイングは良いのになぜ左右に散るの?(後編)

インパクトにフォーカスしたときのズレを体感

インパクトに意識を集中する人が、絶対に打てないのが、このように高くティアップしたボールです。ボールの高さに合わせて、インパクトにフォーカスするほど、ボールの遥か下を叩いてしまいます。ティが低ければ、インパクト付近の調整で、ボールに当てることができますが、ティが高いと、その調整がまったく効かなくなるからです。

スイングは良いのになぜ左右に散るの?(後編)
腕の捻り戻しが足りなければ、フェースが戻り切らない分を体を開いて調整することになります

ティが高いと、インパクト付近での急激な調整では間に合わなくなります。つまり、それ以前のダウンスイングに大きな問題があり、インパクトにフォーカスすることでは、立て直せないのです。そこで、注目したいのはやはり左腕の回旋です。室井さんの左腕はアドレスからトップにかけて、80度近く内旋しますが、インパクトでは70度程度しか戻っていません。このままでは、フェースが開いたまま当たるので、体を開いてフェース面を左に向ける必要が出てくるのです。

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