90をコンスタントに切れない振り遅れの壁【後編】

90をコンスタントに切れない振り遅れの壁【後編】
左腕の回旋が戻らない分、体を大きく開くことでフェースの開きを相殺

インパクト時の左腕の戻りを徹底解析

誉田さんは、100をコンスタントに切れるレベル、つまりインサイド・アウトのスイングができています。それを土台にして、どのような改善に取り組むべきかを検証していきましょう。最も注目すべきは、ダウンスイング時の左腕の戻り具合です。テークバックで右に回旋した左腕は、インパクト時に回旋した分だけ元に戻るのが理想です。プロはほぼ間違いなくこれを実現できていますが、ほとんどのアマチュアは、左腕が元に戻りません。

90をコンスタントに切れない振り遅れの壁【後編】
左腕の回旋がアドレス時と比べて30度も戻っていない

左腕が元に戻らなければ、当然、フェースが開いたまま当たるのですが、体を開いたり、左手首をフリップ(甲側に折ること)することで、フェースの開きを相殺してしまいます。身体能力の高い人は、こうした動きを加えることで、ティアップしたドライバーであれば、大ケガをしないように運ぶことも可能です。誉田さんの場合、アドレスからトップにかけて時計回りに回旋した腕の角度が、30度以上も戻っていませんね。

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