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悪いアッパーと良いアッパー、その違いは何??
2011/11/23
男子プロラインを外れています
ヘッドスピード40m/s前後の人が、インサイドアウト&アッパーのハイドローで飛距離を稼ぐのはOK。しかし、46m/sにもなってくると、インサイドアウトもアッパー度合いも、それぞれ0度~2度くらいが理想です。ストレート軌道のレベルブローに近い方が、球筋が安定するんです。ヘッドスピード50m/sくらいの男子プロは、トップでの肘の位置とボールを結んだ線となる、”男子プロライン”の下から入ることはありませんが、中野さんはそのラインを下回っていますよ。
ヘッドが遅れてショットが不安定になる
多くの女子プロは、この男子プロラインのさらに下から入れ、ヘッドスピードが遅い部分を補うスイングで飛距離を稼ぎます。しかし、46m/sもあれば、下から入り過ぎないよう、より神経を使わないといけませんよ。男子プロでこのラインの下から振る人はまずいません。下から入るということは、ダウンスイングでヘッドが遅れる傾向にあるんです。よって、写真のように、インパクトでフェースが戻りきらなければ右プッシュ、返しすぎるとフックと、ショットが不安定になります。それは何故か?
クラブが回りすぎるとヘッドがタイミング良く戻りませんよ
インサイドアウト&アッパーブロー軌道のAゾーンにいることがスイングの理想ですが、悪いアッパーブローでも実はここに当てはまってしまいます。中野さんの場合、テークバックで腰が回りすぎて、クラブが余計に回ってクロスし、オーバースイング気味のトップになっています。クラブが余計に回りすぎているため、ダウンスイングではその余計な分を戻すときに、ヘッドが落ちてしまうんですね。そのため、過度のアッパーブローになりやすい。
右膝が後方に引けないように!!
オーバースイングだからといって、トップの位置だけを意識してもなかなか直すことは難しい。根本的な原因は右膝の動きにあるからです。テークバックで右膝が伸びて後方に引けると、腰はどこまでも回ってしまいます。しかし、テークバックで右膝の角度をアドレスと同じ状態に保てば、下半身にロックがかかり、腰が余計に回ってしまうことを防止できるのです。
使わないクラブをかかとに置いて練習しましょう
右膝の角度をキープするのに意識すべきは体の重心です。重心がつま先寄りにかかっていれば、膝が暴れず下半身が安定してきます。使わないクラブなどをかかとに置いて、スイングしてみてください。かかとが浮いて、ややつま先寄りの重心になると、テークバックで自然に右膝の角度がキープされるのを、すぐに体感できるはずです。少し前のめりになるイメージですが、いつもその感覚でアドレスするように意識しましょう。
フィッティングで解決するなら…
アベレージゴルファーはまずAゾーンを目指すこと。Aゾーンで安定して振れているなら、スイングをいじらず、クラブのフィッティングで解決することも可能です。アッパーブローの強い中野さんの場合は、ヘッドの重心距離が短いものがオススメ。つまり、フェースに近いところに重心がある方が、ロフトが寝にくくなるので、今のスイングを直さなくても改善できます。今のクラブは、重心距離が長いのが主流なので、時代に逆行する感はありますが、道具で対処する手もあるということです。
中野さん プロフィール
「持ち球はドローボールなんですが、このところ、ボールが左右に散ってしまい、ドライバーが思うように打てません。もしフェードボールで安定するのであれば、飛距離が多少落ちても構わないし、あまりドローボールにこだわりはないんですが、とにかく、左右に散る原因を自分では突き止めることができないんです…」
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- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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