アカマル急上昇!“アオカナ”こと青木香奈子の赤裸々TALK「オジさんのスポーツでしょ?」からドハマりするまで

青木香奈子インタビュー
注目のルーキー青木香奈子にいろいろ聞いてみた

ことしの女子ツアーに注目度の高い選手がいる。“アオカナ”の愛称が定着しつつある青木香奈子だ。ルーキーながら常にメディアから引っ張りだこ。愛嬌のあるルックスやウェアも含めた清潔感のある佇まい、長身かつ長い手足から繰り出されるワンピーススイングは美しく、記者たちも気づけば彼女に吸い寄せられていく。出場権はわずかながらプロデビュー戦「Vポイント×SMBC レディス」で堂々の13位タイに入り、ツアー定着への期待も高まる。知名度も人気も一気に爆発した彼女へのインタビューで、ゴルフを始めたきっかけなど、“アオカナ”の素顔に迫った。

本格的にゴルフを始めたのは…なんと14歳から

――まず、ゴルフを始めたきっかけは?
初めてクラブを握ったのは10歳です。祖父の勧めでゴルフを始めました。運動が好きだったのと、両親がプロスポーツ選手に育てたいという意向を持っていたのも大きかったと思います。学生時代はスポーツに明け暮れ、6歳から始めたバレーボールを15歳まで、同時に始めていたテニスも10歳まで打ち込んでいました。バレーボールを軸にスポーツを続け、10歳でテニスからゴルフに転向したんです。

広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

――ゴルフはどんな印象でしたか?
「おじさんがやるスポーツじゃない?」っていうイメージがあって、最初はあまり乗り気じゃなかったです。14、15歳でバレーボールをやめるタイミングが来て、ゴルフに真剣になろうかなと。練習に打ち込んだらスコアが良くなってきて楽しくなり、熱中していきました。今思えば、友達とラウンドできるのが楽しくて続けたんですね。どんどん友達が増えていって、ゴルフが楽しくなって。純粋に球を遠くに飛ばせるのが楽しかったんです。中学生になると「おじさんのスポーツじゃない」と思えてきたし、かわいいウェアがたくさんあったし、テレビで宮里藍さんや上田桃子さん、石川遼さんら若いスターの登場を見てゴルフが大好きになり、自分もプロになりたいと思い始めました。

青木香奈子インタビュー
数種目のスポーツを経験してきたという

――昨年、6回目の受験でプロテストに合格しました。その要因は?
故郷の宮崎から関東に出てきて、ショットのコーチだけでなく、2024年初旬からパター、アプローチの専属コーチをそれぞれ新たに付けて挑んだんです。コーチ3人体制ですが、プロになるための先行投資と考えました。今はメンタルコーチも付けています。

青木香奈子インタビュー
宮崎のうどんは“織田薪”派です(笑)

――クラブを選ぶときの、好みや基準は?
ドライバーはコンパクトな顔が好みで、これまで「パラダイム ◆◆◆」や「パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆」を使ってきました。ことしもラインアップの中からいくつか打って、最終的に小顔の「ELYTE ◆◆◆」になりました。アイアンはやさしく打ててつかまりが良さそうなものが好き。「APEXアイアン(2021)」を長く使用しています。パターはヘッドが直線的に動くものが合うので、今(3月取材時)のエースは「Ai-ONE Square 2 Square JAILBIRD」です(取材後は未発表モデル「Ai-ONE Square 2 Square MAX STRIPE」も併用しているとのこと)。

青木香奈子インタビュー
新旧混合のクラブセッティングで開幕を迎えた

――2025年シーズンの抱負を
ルーキーイヤーの今期は、チームの支えも借りながらベストを尽くしたいです。プロになって何がうれしいって、ローピングの中に選手としての自分がいること。今までプロの試合のボランティアは経験あるんですが、出場経験はなかったので。色々なことが起こると思いますが、全部楽しみたいです!(編集部/中島俊介)

広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

アオカナの「スイングセルフ解説」に続く。

写真:小林司

この記事の画像をすべて見る
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス