ヘッドが進化 安定のストレート弾道と飛び「ヤマハ RMX 120 ドライバー」
構えてみると?
ヤマハの主力ブランド、RMXシリーズのドライバーには2つのモデルがラインアップされているが、今回試打するのは「RMX 118 ドライバー」の後継機種となる「RMX 120 ドライバー」だ。
ドライバーはこれまでも100番台と200番台の2つのヘッドが展開されており、100番台は200番台よりもヘッドが小ぶりなのが特徴のひとつだ。
「RMX 120」のヘッド体積は455ccで、前作よりも10cc大きくなっており、形状はがらりと変わっている。投影面積が非常に大きくシャローバックとなり、フェース形状も前作よりかなり面長だ。前作「118」と比べると、見た目のやさしさ、重心の深さ、慣性モーメントをできるだけ大きくしたい意図がうかがえる。
実際に慣性モーメントの大きさを強くアピールしており、「RMX 120」のヘッド慣性モーメントは、RMXの100番台としては最大の5180g・cm2となっている。
フェースの厚みは約56ミリで、前作より4ミリほど減っている。アドレスするとフェース面はスクエアでストレート感が強く、この点は「118」を踏襲している。
ヘッドのカラーは、鮮やかなピアノのようなブラック。ヤマハは塗装の仕上げ方が丁寧なことで定評があるが、「RMX 120」もこれまでと同様、楽器をほうふつさせる美しい仕上がりだ。
ソールに目を転じると、フェース側にはヒールとトウにかけて2本の溝が刻まれる。ヘッド内部は、クラウンからソールに続く一連のリブとホーゼルで、フェース周りをリング状に固定する“ブーストリング”というテクノロジーを採用。これによってエネルギーが集中してボールに伝わり、初速が大きくアップするとのこと。
バックフェース寄りの中央部分には、重量調整用のネジがひとつ埋め込まれている。このネジは脱着可能で、重量を3g~9gの間で1.5g刻みに選ぶことができる(標準装着は6g)。
シャフトとヘッドは脱着式、いわゆるカチャカチャ式になっており、装着方向を変えることで、ライ角とロフト角(フェース向き)を変えられる。
前作「118」からヘッドの形状が大幅に変わり、重心の深さ、慣性モーメントの大きさにこだわって登場した「RMX 120」。従来のヤマハのクラブとは一線を画するわけだが、クラブは打ってみないと性能は分からない。どんな弾道で飛ぶのか?飛距離性能はどうなのか?じっくりとテストしてみたい。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー