「安定感のある新しいアンサー」ピン ケーデンス TR Anser W パター
構えやすさ | 寛容性 | 転がり | 距離感 | |
ミーやん | 4 | 5 | 4 | 4 |
ツルさん | 4 | 3 | 4 | 4 |
【ミーやん】このモデルは、いろいろ説明することが多いんですよ。まずケーデンスというのは、ヘッド重量を選べるのが特徴の新しいパターシリーズ。フェースの色の違いで重さを識別できるようになっていて、青いほうはアルミ製の軽量タイプ、黒いほうはステンレス製の重いタイプです。ストロークのテンポの速さによって、重さを選ぶことを推奨しています。
【ツルさん】テンポが速い人は軽量ヘッド、遅い人は重いヘッドがいいらしいですね。僕自身はテンポが速いほうなので、打ち比べてみると、やはり軽量ヘッドのほうがストロークしやすい。ヘッドの軌道が安定します。
【ミーやん】ボクは、まったく逆ですわ。ゆっくり慎重に打つタイプなので、重いほうが安定してストロークできます。それとこのヘッド形状ですが、ピンの会長であるジョン・A・ソルハイムさんが、直々にデザインしたものなんですよ!
【ツルさん】アンサータイプと似ているけれど、打ってみると、マレットのような安定感があります。トウ部分とヒール部分が出っ張った形状になっていて、慣性モーメントが高められているみたい。アンサー型とマレット型の、ちょうど中間という感じですね。
【ミーやん】ヘッド中央のアライメントのラインが、アーチ型になっているのも特徴的ですね。
【ツルさん】このアーチの見え方によって、自分がどのように構えているのかよく分かりますね。構え方にズレが生じていると、アーチがいつもと同じようなカタチには見えなくなります。つまり、このアーチが、いつも同じ構えを促してくれるわけです。この立体的なアライメントラインは、なかなかのスグレモノですよ!
【ミーやん】なるほどねー。変わったカタチだなぁと思っていましたが、そういうことなんですね。(笑)
【ツルさん】おそらく、そういう意図のデザインじゃないかと。もっと深い意味があるのかも知れませんが。(笑)
【ミーやん】アンサータイプは好きだけど、もう少し安定感がほしいというゴルファーには、とっても良さそうなモデルですよね。購入するときには、フェースの色を確かめるのを忘れずに!
ミーやん プロフィール
最新モデルには目がないミーハーGDO編集部員。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。ヘッドスピード43m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。ナチュラルなスティンガーショットが得意!?
ツルさん プロフィール
とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。GDOの『HOT LIST JAPAN』では試打テスター兼ライターを務める。ゴルフにまつわるモノなら何でも興味津々。ヘッドスピード48m/s、持ち玉は中・高弾道のフェード。
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