「かつてない転がりと打感を両立」オデッセイ オー・ワークス パター
構えやすさ | 寛容性 | 転がり | 距離感 | |
ミーやん | 3 | 3 | 4 | 2 |
ツルさん | 3 | 3 | 5 | 3 |
発売日:2017年2月24日、価格:税抜2万8000円(税込3万240円)
【ミーやん】オデッセイの新シリーズは、新開発された「マイクロヒンジ・インサート」が採用されているのが特徴です。フェース面に溝が彫られているモデルはよくありますが、このシリーズにはフェース面に無数の小さなL字型の突起が付けられています。
【ツルさん】よく目をこらして見ると、たしかにひとつひとつの突起がL字型になっています。今までになかった面白い構造です。この突起によってボールがすぐさま順回転になり、方向性と距離感が向上するとのことです。さっそくミーやんから試打をどうぞ!
【ミーやん】なるほどー。確かにこのパターで打つと、ボールを打ち出した直後の転がりがスムーズな感じがします。なんとなく、そんな気がします(笑)。
【ツルさん】実際に高速度カメラで転がりを確認しているわけじゃないので、あくまでフィーリングですが、僕もミーやんと同じ印象ですよ。インパクトしてすぐに、ボールが地面にへばりつくように転がっていきます。別な言い方をするとしたら、ボールが跳ねない感じです。
【ミーやん】金属の突起が付いているのに、打感はとてもマイルドです。まるで樹脂フェースのインサートのようですね。でも、ほんの少し低めの音がします。
【ツルさん】ホワイト・ホットに似ている打感ですね。フェース面はウレタンがベースになっていて、そこにステンレスの突起が出ている構造になっているようですが、そのおかげでこの柔らかい打感なんでしょう。本当にうまく作られているパターです。
【ミーやん】オー・ワークスにはモデルが9種類あって、こちらは『V-LINE FANG CH』という丸みを帯びたツノ型のマレットタイプです。ヘッドが大きすぎず、タッチを出しやすいし、安定感もあっていいですね。オー・ワークスは、従来のヴァーサシリーズで好評の白黒のアライメントラインに加えて、ホワイト・ライズのシリーズで採用されていた赤いラインまで取り入れたデザインになっています。まさにいいとこ取り、てんこ盛りのシリーズです。
【ツルさん】なんにしても「マイクロヒンジ・インサート」を採用したシリーズは、この先も続くと思いますよ。一過性のものには終わらない、かなり画期的なテクノロジーです。転がりが向上するだけでなく、打感まで作られているところもスゴイです。ボールの転がり方にはゴルファーの好みがありますが、これがスタンダードになるかも知れません。
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ミーやん プロフィール
最新モデルには目がないミーハーGDO編集部員。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。ヘッドスピード43m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。ナチュラルなスティンガーショットが得意!?
ツルさん プロフィール
とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。GDOの『HOT LIST JAPAN』では試打テスター兼ライターを務める。ゴルフにまつわるモノなら何でも興味津々。ヘッドスピード48m/s、持ち玉は中・高弾道のフェード。
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